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胴のサイズの選び方や色・素材・胸飾りの種類、修理の基準を紹介!

  • 2020年2月6日
  • 2020年10月28日
  • 剣道具
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胴のサイズの選び方

胴は、クロザンという革や人工皮革でできた胴胸(どうむね)と竹や強化プラスチックなどでできた胴台(どうだい)に分かれています。胴胸と胴台それぞれで自分に合うサイズのものを選びましょう。

サイズの表記は、メーカーによって異なります。

一例として、ばんとう武道商店では、胴胸と胴台それぞれ6種類のサイズがあります。組み合わせは、全部で11通り用意しています。

細身の人は胴胸Lサイズと胴台Mサイズの組み合わせにしたり、体格の良い人は胴胸Lサイズと胴台XLサイズの組み合わせにしたりできます。

自分に合ったサイズの胴はこう選ぶ

胴台のサイズの選び方

胴台のサイズを選ぶときは、以下の2つの点を満たすかどうかをチェックしてください。

  • 横:背中よりも後ろまで胴台がある。
  • 後ろ:体と胴台の間に余裕がある。

胴台は、横からみたときに、背中に少しはみ出すくらいの奥行きが必要です。おへそと背中の間に収まってしまっていると小さいです。
また、後ろから見たときに、体と胴台の間に余裕があるサイズにしましょう。ここに余裕がないと、打突の衝撃が体に響きやすくなります。

胴胸のサイズの選び方

胴胸のサイズを選ぶときは、以下の2つの点を満たすかどうかをチェックしてください。

  • 横:腕を伸ばし切ったときに、腕と胴のへりが接触しない。
  • 縦:面の顎ヘリと胴が正面から見てかぶらない。

腕と胴のへりが接触してしまうと、打突時に腕を伸ばしにくくなってしまいます。勢いのある打突をくりだすために、実際に腕を伸ばしてチェックしてみてください。

胴を通販で購入するときサイズはどうしたら良い?

ばんとう武道商店では、どうしても通販で胴を購入したいという方向けに、ビデオ通話をしながらサイズをはかるサービスをしています。

気になる方は、こちらからオンライン通話の予約をしてみてください。

ばんとう武道商店オンラインストアにある胴の一覧はこちら

胴台は色・質感・素材を選べる

胴台はある程度華美でもOK!装飾性の高い防具

竹刀の鍔(つば)などは、あまり華美だと試合で注意されることがあります。しかし、胴は色や質感で装飾性を楽しめるパーツです。ぜひ自分好みの胴を探してみましょう。

色は黒が標準だがバリエーション豊富

胴台の色は黒が標準色です。ですが、剣道具屋やカタログを見てみると、さまざまな色の胴台を見つけることができます。色にこだわりたい場合は、ぜひお近くの剣道具屋さんで聞いてみてください。

質感はざらざら・ツヤツヤから選べる

胴台は、ざらざらでマットな素材か、ツヤのある素材かを選ぶことができます。人気の黒石目(くろいしめ)や乾漆(かんしつ)は、ざらざらした素材です。

ざらざらした素材の場合、使い込んでも傷が目立ちにくいというメリットがあります。

胴台の素材は竹、強化プラスチック、ファイバー

胴台の素材は、竹、強化プラスチック、丈夫な紙を重ねたファイバーがあります。竹→強化プラスチック→ファイバーの順に軽くなります。強度はどの素材も充分ですが、竹が最も丈夫な素材となります。値段はメーカーによって差はありますが、強化プラスチックが最も安価です。

胴胸は素材・飾りを選べる

胴胸の素材はクロザン、織刺、人工皮革など

 胴胸の素材は、クロザンという革、鹿革、胴着の素材で作られた織刺(おりざし)、人工皮革が用いられています。クロザンには独特の光沢感と「シボ」と呼ばれる凹凸があります。鹿革や織刺、人工皮革には光沢がなく、渋い雰囲気を醸し出します。

胴胸の飾りは3種類

 胴胸を選ぶ際に大きなポイントになるとも言える飾り。胴胸の飾りのタイプは、飾りを入れる位置によって3 種類にわかれます。胴胸の上部に飾りが付くもの、下部に付くもの、 ベタといって飾りが入らないものです。胸の中間部、下部には曙光(しょっこう)と呼ばれる模様を入れることもあります。

お店によっては、自分の考えた飾りを特注できる場合があります。思い入れのあるマークやデザインがある時は相談してみましょう。

胴胸の値段は、この飾りの種類、素材によって変動します。各メーカーによって差があるため、お店で必ず確認してみましょう。

胴胸は縁部分の処理にも種類があります。縁部分の表の革を折り返し て切断面を見えなくして仕上げてあるものを「返しべり」と言います。表だけではなく裏も折り返してあると「両返しべり」。切ったままのものは「切りべり」と呼びます。

修理できる部品・できない部品

胴は、打突を受ける大切な役割がありますので、日々消耗していきます。ここでは胴が故障したときに修理の可能な部品、不可能な部品について説明します。

胴胸の修理

胴紐を通す乳革(ちがわ)、胴台と胴胸を繋げている綴革(とじかわ)は切れることが多いです。自分で部品を買って修理したり、防具屋さんで修理をお願いすることができます。
胴胸の表面が切れたり、摩擦で破れている場合は、修理はできません。防具としての機能がなくなるほどの損傷であれば、買い替えましょう。胴胸のみを新しく交換することも可能なことが多いので、困ったら剣道具屋さんに相談してみてください。

胴台の修理

胴台については、塗装がはげたりツヤがなくなった場合、ものによっては塗り直しやツヤ出しができます。こちらも、防具屋さんに持っていって相談してみましょう。

まとめ

いかがでしたか。胴は剣道具を買う時にもっともこだわりが出る部分です。サイズはもちろん、こんな胴でも作れるかな、と迷ったらすぐに剣道具屋さんに相談してみましょう。胴胸の飾り、胴台の色や質感まで、自分だけのオリジナルを求めていってみてください。

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「ばんとう武道商店」個人にフィットするお店

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