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乳革(ちかわ)とは?付け方や位置の基本から種類までを紹介

乳革(ちかわ)とは?

面に面紐を取り付けるための革です。面紐を面金に通すときの接続部分として使われています。乳革には、面・胴の2種類があり、それぞれ区別するために、面乳革・胴乳革とも呼ばれます。

通常、武道具屋で面を購入すると、突き垂のヘリ部分(突き垂の縁部分のこと。顎ヘリとも呼ばれる)と合わせて同じ色の面乳革がついてきます。ほとんどの人は、購入したときの面乳革をそのまま使い続けていますが、装飾の要素も強いため、カスタムするのもおすすめ。実際に乳革には、さまざまな色やデザインがあります。

乳革の取り付け方と位置

乳革の付け方は一見とても簡単ですが、綺麗取りに付けるためにはいくつかコツがあります。取り付け位置にも注目しながら、手順を詳しく見ていきましょう。

取り付け方

  1. 面金の下から4本目に乳革を面の裏から通す
  2. 乳革を面金に通したら、乳革の縫い目が外側に向いているかを確認する
  3. 片方の乳革を持ち、下側の乳革を上側の乳革の上に重ねる
  4. 乳革の上側と下側の穴を重ね、面紐の輪っかを乳革の穴に上から通す
  5. 面紐の反対側の先部分を、面紐の輪っかに通す
  6. 5でできた面紐の輪っかを、乳革部分にに入れ込むようにして最後まで締める
  7. 反対側も同様に1〜6の手順で取り付ける

「剣道具の栄光武道具」さんの動画がわかりやすいので引用させていただきます。

乳革の種類

ひとくちに乳革と言ってもたくさんの種類があります。おしゃれな乳革や高級な乳革など、素材や柄の違いを見ていきましょう。

素材の違いを楽しむ

鹿革(茶色・紺色)

繊維がきめ細かいため、しっとりとした肌触りです。高級感のある美しさが特徴。

クロザン(牛革)

革の黒ダイヤという異名を持つほど。ダイヤの粒を無数に散りばめたような輝きが美しい。

クラリーノ・ウルトラスエード(人工皮革)

革の風合いを保ちつつ、汗や摩擦に強いのが特徴です。値段もお手頃なのが嬉しい。

柄の違いを楽しむ

トンボ

剣道では定番のトンボ柄。「勝ち虫」とも呼ばれ縁起が良いとされています。可愛いので子供に人気!

小桜

剣道では定番の小桜柄。桜ように潔く美しい姿が武士として最高であるとの意味が込められています。小桜柄はパッと華やかになるため女の子に人気!

印伝風

模様の美しさが印象的で、落ち着いた雰囲気があります。少し高価な傾向にありますが、高級感がありかっこいいので、大人に人気です。

刺繍

乳革に直接刺繍をしています。自分の名前やチーム名、お気に入りの柄などを入れて楽しむ方も!

まとめ

剣道家の中には、乳革にこだわらない人も多いのですが、面の印象を最も手軽に変えることができるのでおすすめです。面の細部の装飾にまでこだわるなんて素敵ですよね。

面を買い替えるのはお金がかかるので手が出ないけど、たまには面の雰囲気を変えて楽しみたい!そう感じている方にもおすすめなので、ぜひトライしてみてください。

また乳革は、手軽に取り替えれるため、道場の方針により同じ色の乳革で揃えたりすることも多いそうです(特に小学生に多い印象です)。今後、チームで大会などに出場する機会があれば、思い切ってみんな揃えてみても楽しいかもしれません。

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「ばんとう武道商店」個人にフィットするお店

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